プロセスドリブン・チェンジ
PROCESS-DRIVEN CHANGEいかに優れた戦略といえども、それを実現するビジネスプロセスがない限り、決して実現されることはありません。戦略に呼応したビジネスプロセスの整備・再構築こそ、戦略実現の成功の鍵です。私たちは、新たなビジネスプロセスのデザインを通じて、クライアント企業の変革を支援します。
企業を効率的かつ健全に経営していくためには、業務の仕組みに対し、様々な角度から日常的に関心を持ち管理監督していくことが重要です。しかし、“目に見えない業務の仕組み”に注意を払い関心を持つことは困難で、先ずは、可視化が必要となります。私たちはこれまで数多くのプロジェクトで、可視化した業務プロセスを活動の中心においたアプローチを推奨し、実践してきました。
業務のスピードアップ
- 決算早期化
- 経営の意思決定情報または外部財務報告を迅速に提供する等、業務プロセスのスピードアップを図る取組みです。独自の分析手法(PERT図、クリティカル・パス法)によって、業務プロセス上のボトルネックを探し出すのが特徴です。IFRSの要請に基づく決算日統一のための早期化や、情報システムの再構築と合わせた業務のスピードアップなど、業務プロセスの所要日数を短縮するという成果を得ることができます。
-
最初に決算早期化の目的と目標、当事者を明確にする
決算早期化の取り組みは、最初に、それによって何を実現したいか(目的)、また、いつまでに何の資料をアウトプットするのか(目標)を決める。
詳細
-
決算早期化の阻害要因はクリティカル・パス上にある
決算早期化は日程の短縮を第一の目的とした取り組みであり、改善によって日程短縮を期待することができるクリティカル・パス上のアクティビティに注目しなければならない。
詳細
-
PERT図を使ってクリティカル・パスを特定する
クリティカル・パスを特定するためのステップは3つしかない。ステップにしたがいPERT 図を使って可視化すれば、経験や勘に頼ることなく、クリティカル・パスをロジカルに特定 することができる。
詳細
ユーザー主体のシステム構築・ERP導入
- 情報システム開発に伴うビジネスプロセスのデザイン
- 情報技術の駆使を前提としたビジネスプロセスのデザインを行います。ユーザー部門が主体的に関わることができるように適切なプロセスモデリングの技法を適用するのが特徴です。RFPにおける業務要件が明確になる、システム導入前に業務が標準化される、ERPのアドオン工数が抑えられるという成果を得ることができます。
-
システム導入における業務プロセスの可視化作業の意義
システム導入によるベネフィットを確実に享受するためには、プロジェクトメンバー全員が各部門の業務内容及び現在の仕事のやり方、そしてそこに存在する問題点を共通認識し共通の土壌に立つことが出発点になる。
詳細
-
As-Is現行業務プロセスからTo-Beあるべき業務プロセスへ
システム導入の業務設計作業では、現状分析で整理された改善の方向性を念頭に置き、現行の業務プロセスをあるべき業務プロセスとして描き直していく。
詳細
-
稼働後の運用安定化を見据え、業務運用マニュアルへ落とし込む
可視化された業務プロセスをプロジェクト関係者で一緒に作り上げていく作業が、出来上がる情報システムの品質の向上に寄与する。
詳細
組織変革のためのプロセスデザイン
- 組織再編・改革に伴うビジネスプロセスのデザイン
-
組織再編等を円滑に、かつ、業務生産性の向上に寄与するビジネスプロセスのデザインを行います。組織再編・改革後の業務手続・役割分担・業務ルールなどを明確にすることで、移行に伴う業務およびシステム上の課題を積極的に事前解決するのが特徴です。
合併・買収に伴う業務及びシステムの統合、シェアードサービスセンター設立に伴う業務集約など、組織再編等に伴う生産性向上など戦略上のメリットを早期に享受することができます。
-
組織改革の成功には業務プロセスの再設計が不可欠である
組織改革に伴うBPRや業務改善では、必ず現行業務の実運用をフローチャートなどに落と し、企業戦略とのギャップを把握して、全体最適な業務プロセスを再設計する。
詳細
-
業務の標準化・統合により合併・買収等の組織再編の効果を促進できる
業務プロセスの再設計により業務プロセスおよび情報システムを統合・標準化すれば、合併・買収等の組織再編のコストを削減し、早期に効果をあげることができる。
詳細
-
シェアードサービスは業務の統合・標準化を推進するための有効な手段である
シェアードサービスは、現状分析、シェアード対象業務の検討、シェアードサービス組織の導入・定着と段階を踏んで導入されるが、各段階の目的に応じた業務プロセス可視化の方法を工夫する必要がある。
詳細